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若手採用に悩む中小企業へ

  • 執筆者の写真: 迪宇 坂本
    迪宇 坂本
  • 4月24日
  • 読了時間: 3分
若手採用に悩む中小企業へ


【若手採用に悩む中小企業へ】


「待ち」ではなく、「攻め」の覚悟を決めろ。

若手が来ない。応募がない。定着しない。

多くの中小企業が抱えるこの問題――その理由は、実はとてもシンプルです。


若者が、自ら“無名の会社”を探しに来る理由なんて、どこにもない。


今の時代、スマホを開けば、大手企業の情報が溢れています。SNSでは、“カッコいい会社”が日々バズっている。その中で、名も知られていない中小企業が、黙って待っているだけでは、“選ばれる”どころか、“気づかれる”ことすらありません。



若者が求めているのは「物語」です。

若手人材が動くとき、判断の軸にしているのは

「この会社で、自分の未来が描けるか?」という一点。


若手採用に悩む中小企業へお伝えしたいのは、つまり、彼らが求めているのは――「給与」や「福利厚生」だけではなく、“自分がワクワクできる挑戦の舞台”なんです。

にもかかわらず、多くの中小企業がしていることは、「とりあえず求人広告を出して、あとは応募を待つ」――それだけ。

そこに“物語”はありません。“熱”も、“想い”も、“未来”も、見えない。

当然ながら、心は動かない。そして、誰も来ない。



採用の主役は、他でもない「経営者」だ。

私がこれまで見てきた中で、採用に成功している中小企業には、例外なく「経営者の覚悟」がありました。

・地方の製造業が、半年で10人の若手を採用した例・ゼロから新卒採用を成功させた地域密着型の企業

どちらも共通しているのは、「経営者自身が前に出た」こと。

理念を語り、未来を示し、ビジョンを描く。情熱を持って採用の現場に立つ。この行動こそが、若者の心を動かすんです。

「この社長と一緒に働いてみたい」「この会社でなら、自分も成長できる気がする」

そう思ってもらえた瞬間、採用の勝機は生まれます。



「忙しいから」は理由にならない。

よく言われます。

「経営が忙しくて、採用まで手が回らない」

その気持ちは、痛いほど分かります。でも――考えてみてください。

“今の忙しさ”に埋もれて、“未来の人材”を失う。それが、どれだけの損失か。

人材がいなければ、事業は回らない。成長も、継承も、変革も、何もできない。人材こそが、会社の未来です。

だからこそ、経営者が動く。誰よりも先に、誰よりも情熱を持って。それが、中小企業の採用戦略における最大の突破口なんです。



「攻め」の採用で未来を奪いに行け。

待っていても、人は来ない。“来てもらう時代”は、もう終わった。

これからは、“会いたい人材”に、企業が会いに行く時代。

・レジュメを検索してスカウトする・動画で理念を発信する・SNSで経営者がメッセージを届ける

すべては、攻めの姿勢が生み出す“採用力”です。



若手採用に悩む中小企業へ

最後に、伝えたいのはひとつ。

若手の心を動かすのは、制度でも待遇でもない。

あなた自身の、「熱」と「覚悟」です。

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