『求人を出せば採れる時代』はもう終わった──なぜ、今“攻めの採用”が必須なのか？
- 迪宇 坂本
- 6月5日
- 読了時間: 4分
更新日：6月7日
いつもお読みいただきありがとうございます。
採用コンサルタントの坂本です。
「最近、求人を出しても応募が来ない」「せっかく内定を出しても辞退が増えている」
──そんな悩みを抱えていませんか？
かつては、求人広告を出せば“自然と応募が集まる”時代がありました。
しかし──2025年の現実は違います。
✅ 求人倍率3倍超
✅ 人材不足は500万人規模
──「出せば採れる時代」は、完全に終わったのです。
では、どうすればいいのか？
今、採用市場で勝ち抜いている企業は例外なく「攻めの採用」へと舵を切っています。
✅ 待ちから攻めへ。
✅ 受け身から選びにいく採用へ。
今回はその背景と、なぜ今「攻めの採用」が必須の戦略なのか？
その核心をお届けします。
なぜ、求人広告「だけ」では採れなくなったのか？──3つの構造的変化
まず押さえておきたいのは──「なぜ採用市場がこれほど変わってしまったのか？」 その構造です。
いま、採用難は一時的な現象ではありません。市場そのものが、構造的に別次元に進化しているのです。
ここでは、その「3つの変化」を整理しましょう。
1️⃣ 求人倍率3倍超──「完全なる売り手市場」
最新のdodaデータ（2023年12月）によると、👉 転職求人倍率は3.22倍。
つまり──
✅ 1人の求職者を、3社以上が奪い合う状況。
求人を出せば集まる時代は、完全に終わった。
今は、
👉 「なぜうちを選ぶのか？」という選ばれる理由がなければ応募は来ない。
👉 「情報発信力」と「差別化」が不可欠な時代に入っています。
2️⃣ 転職者の行動変化──「スカウト主流／待ち姿勢の低下」
もう一つ大きな変化が「求職者の行動スタイル」。
✅ いま、求職者の過半数がスカウトサービスに登録し、
👉 受け身でオファーを待つスタイルが主流になっています。
つまり──
👉 求人広告だけでは優秀層に届かない。
「待ちの採用」は、構造的に勝てない時代になったのです。
3️⃣ 働き方・価値観の多様化──「マッチング難易度が激変」
さらに「求職者の価値観」そのものが進化しています。
✅ リモートワーク志向
✅ ワークライフバランス重視
✅ キャリアアップ志向の若手増加
──など、「給与」や「仕事内容」だけでは響かない層が急拡大。
どんな働き方ができるのか？ まで、企業側が言語化しないと選ばれない。
「求人の出し方」そのものが変わる時代に突入しているのです。
「攻めの採用」とは何か？──3つの基本戦略
こうした採用市場の激変に対応し、すでに成果を出している企業が共通して取り入れているのが──「攻めの採用」です。
「待つ」のではなく、自ら「選び」「動く」。
この攻めの発想こそが、いまの採用で勝てる企業と負ける企業の明確な分岐点になっています。
1️⃣ ダイレクト・リクルーティング（dodaダイレクトなど）
企業側から求職者に直接アプローチするスタイルです。
✅ dodaダイレクト → 404万人＋ハイクラス12万人DB
✅ 未接触層 約6割 → 今こそ攻め時
✅ 最大79％OFFキャンペーン中
「この人に来てほしい」を自社から届けに行く。これがいま成果を出している企業が最大限活用している武器です。
2️⃣ 求人広告の「設計最適化」
求人広告の出し方も、大きく進化しています。
✅ ターゲット別設計（若手層／ミドル層／職種別）
✅ Google広告との組み合わせ活用（マイナビ転職 最新キャンペーン）
✅ リファレンスチェックなどミスマッチ防止策の導入
「出せば終わり」ではありません。今は**“読ませ・共感させ・応募させる” 設計**が採用成果を左右する時代です。
3️⃣ 多チャネル戦略──「組み合わせ」で勝つ
単一チャネル頼みは、もはや時代遅れ。
✅ 求人広告 × スカウト × リファラル
✅ スカウトメールの積極活用
✅ ターゲティング広告で認知層を育成
「どう組み合わせ、どう設計するか」こそが今の採用成功のカギです。
成功企業は何を変えているのか？──実践事例に学ぶ
実際に今、成果を出している企業では、こんな変化が見られます。
✅ dodaダイレクト＋マイナビ転職の併用 → 応募数／採用数ともに前年超え
✅ 採用単価を約30万円台で維持（求人広告＋スカウト併用型）
✅ 選考辞退率が減少（オファー時の情報提供／リファレンスチェック活用）
一番の違いは、「動き出しの早さ」と「設計の柔軟性」。
半年後に「採れている企業」は、例外なく、今すでにこうした取り組みを始めています。
では、貴社は何をどう変えていくべきか？
ここが最も重要なポイントです。
業界／地域／職種／採用ターゲット によって、有効なチャネルと戦い方は変わります。
だからこそ、「自社に合った攻め方」を一緒に考える場として、Zoom無料相談 をご用意しています。
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