採用で後手に回らないために:マイナビ転職4.7万件の内訳が示す勝ち筋
- 迪宇 坂本

- 9月23日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
ネットフェニックス合同会社 代表の坂本迪宇(doda・マイナビ転職 正規代理店/採用マーケティング)です。
今日は 2025年9月23日時点 の「マイナビ転職」掲載状況を、意思決定に直結するポイントだけに絞ってお届けします。結論はシンプルです。競合は、もう動いています。
待つほどに、採用は条件勝負になり、コストが上がります。
今、何が起きているのか(データ要点)
新規掲載(9/23・火)
クライアント数:955社
新規求人:1,590件
新規の主戦場(件数上位)
営業:314
技能工・設備・配送:234
建築・土木:233
管理・事務:231
ITエンジニア:173
総掲載(9/23時点)
クライアント数:22,514社
総求人:46,952件
総求人の厚い領域
営業:10,135
建築・土木:8,068
技能工・設備・配送:5,627
管理・事務:5,516
ITエンジニア:4,912
つまり、市場の主戦場は営業/現業系(技能工)/建設/バックオフィス(事務)/IT。ここで“後出し”は不利です。母集団は、先に動いた企業が先に押さえます。
なぜ、待つと高くつくのか(森岡式に本質だけ)
先取りされた母集団は戻らない
候補者は先に接触した企業を比較基準にします。
後続は上積み(条件)が必要になりがち。
露出密度=勝率
求人・フェア・スカウトを同時に走らせた企業が、接点の深さと早さで優位に立ちます。
差別化は設計の勝負
給与だけで勝たない。勤務地の柔軟性/シフト裁量/教育投資/評価の透明性を言語化できた企業が選ばれます。
いますぐやるべき3手(即効性×再現性)
① スピード:接点の先行
マイナビ転職の掲載を前倒し
転職フェア出展とダイレクトスカウトを同時に稼働
目標:初回接点までの時間短縮(KPI化)
② オファー設計:給与以外の価値を言語化
勤務地の柔軟性・シフト裁量・教育投資・評価指標を明記
1枚サマリー/現場責任者の一言動画で求人票の外側を補完
③ 導線最適化:取りこぼしゼロ設計
LP最適化+固定CTA+フォーム短縮+リマーケ
「見たけど応募しなかった層」を回収する仕組み化
職種別ミニ戦略(要点メモ)
営業:ミッション・裁量・評価指標を具体化。成果連動の透明性が刺さる。
建設/技能工:安全投資・資格支援・教育計画の明文化で離職不安を払拭。
管理・事務:業務設計(ツール/分業/残業)の可視化が応募率を変える。
IT:技術スタック×育成ロードマップの開示で上位層を動かす。
まとめ:最も高くつくのは「待つこと」
主戦場5領域は、すでに競合の動きが顕在化。
後手になるほど、賃金上積みか欠員長期化というコストを支払うことに。
今、露出をつくり、オファーを磨き、導線を整える。 この順番が、最短で成果につながります。
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